軽くADHDな親子~41歳高齢出産ママの歩む道

母親は、43歳のころに処方箋レベルのADHDと診断。長女はADHDボーダーライン。主に”言葉”によるコミュニケーションに着目した、家族のリアル。2004年から他ブログで書き散らかしたものも転記。考え方や文体の変化は、ADHDの特性を表しているのかどうなのか?

ADHD娘への声かけ~宿題編1:現状

我が家のスペック

管理人:現在46歳。43歳時にADHDと診断。軽度と判断し薬は飲んでいない。

夫:恐らく学習障害がある

長女:ADHDボーダー。

次女:いたって普通だが、非常に頑固。

 

5年生の長女。

1年生のときから「宿題だけはやりなさい」と伝えてきました。

他の勉強は現在特にさせていません。

 

集中してやれば30分で済むような内容でも、

長い時には3時間近くかかります。

集中力が続かないんです。

 

ただ、これはよその

普通と思われるお子さんもそうだというので、

子どもにはよくみられることだと思います。

 

ですが、その頻度が高い…のだろうな。

うちの子は、30分で終わるのは月に一度から一学期に一度くらい。

それ以外は、だいたい2時間ほどかけてやっています。

 

料理の手を休めて覗きに行くと、ほぼサボっています。

私が来たことに気づき、慌てて姿勢を正す。

「宿題しないとヤバいなー」と思いながらなら、

私の足音で気づくと思うのですが…

彼女は私の顔が見えてから慌てます。

 

詰めが甘いのか、無防備なのか。

そこが可愛くもあるのですが。

 

 

先日まではリビングで宿題をしていました。

次女がテレビを見ているので、どうしてもそちらに気が行きます。

これが東大に行くようなお子さんだと、

「人の気配があるリビングのほうが、

安心感もあり集中して学習できる」

そうなのですが、

うちの子の場合は単に気が散るのみ。

ですので、テレビがついているときは

もれなくリビング学習禁止にしました。

 

その辺りの線引きがあいまいだったころは

「ちゃんとやるから」と言われると

「じゃあ約束だよ。ちゃんとやってよ」

とそのままダイニングテーブルで宿題をさせていました。

 

でも、何度見ても口を開けてテレビ見てる。

 

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そのたびに「(長女の名前)!」と呼びかける。

ひどいときには3分ごとにその繰りかえし。

私の料理もはかどりませぬ。

 

終いには

「いい加減にしなさい!

 何回同じ注意をさせるの!?」

と怒鳴りつけることになるため

お互いの精神衛生上よくありません。

 

これはもうね、

テレビがついている部屋で宿題をするのは無理、なんですね。

脳の構造が。

 

というわけで、

次女がテレビを見ているときは、

自室でやるようにと約束しました。

 

ただ、ADHDだからなのか

それとも子どもはそういうものなのか

「今日だけ」と

よくリビングに宿題を持ってきます。

 

以前は「じゃ、今日だけね」と受け入れていましたが

それはお互いのために絶対に良くない。

なので、今は最初から却下しています。

 

 ADHDなのだろう、と覚悟ができてからの

これは良き変化だろうと思います。